平成13年度:大江町立本郷西小学校
第3,4学年・学級通信はくしゅ
bP55 2002.3.15
伝えたいこと・その8 与えられた場で、精一杯の努力をしよう!
◇明日の「アイスクリームパーティ」の最後、みんなへのメッセージを言ってもらおうと、こんな話をしているときでした。
「この複式のクラスが、解散します。
今度は、4年生が6年生、3年生が5年生になった時に、また同じクラスになるので す。1年間のお別れですね。」
「先生、もしかしたら、違うんじゃないですか。」
「ん?どうして?」
「だって、〜〜〜〜。」
なるほど、なるほど、複式にならない可能性が出てきたのです。
もしかしたら4年生にとっては、最初で最後の複式の1年間になるかもしれません。
3年生は、新年度は今の2年生との複式学級になります。
複式のクラスであったこと、4月からのクラスの関わりが変わること、すべて、「与えられた場」です。
◇放課後、臨時に卒業式の歌の練習をすることになりました。総練習で、ちょっと力を出し切れていないということで、追加の練習となりました。
「やる気を出してやろう。短い時間で終わるように、みんな、がんばろう!」
やる気満々で体育館に向かいました。
30分足らずの練習。・・・結果は、これまでで一番言い歌声が響きました。
全校生のやる気が一つになったように感じました。
臨時の放課後の合唱練習、これもまた、「与えられた場」なのです。
◇朝、仏壇にお参りしてから、出勤します。「精一杯の努力をしてきます。お守り下さい。」
別に信心深いわけではないのですが、こんな事を心の中で言って家を出る習慣となってしましました。
◇初めての複式担任でした。これは、私にとっての「与えられた場」でした。
「与えられた場で精一杯の努力をする」と、自分に言い聞かせています。保護者の皆様には、不安も、不満もあったかもしれません。が、これが精一杯でした。
グチ、マイナスの言葉を言っても仕方がない時もあります。そんな時は、
“これは、何ものかが私に与えてくれたチャンスなのだ。精一杯やろう!”
と考えるようにしています。
長い人生、つらい時もあります。前向きに考え、ひとがんばりしてみましょう。意外と、道は開けるものですよ。
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